怒濤のドヘタおばん3人組走る!!2006年06月20日 12:16

淀川河川敷のショートコースを2回回ってきた。
1回目の最終ホールでおばん3人組に追いつかれたので、こっちは3球打っているので、早めにピックアップして、2ラウンド目は先に行かせた。
10時頃で3組ほどまっていたが、おばんの中の一人が「前が遅くてみんな待ってるから、言うてきて」と、係のおっちゃんに文句を付けていた。
文句をつけるほど上手いんかなぁ?と思いながら見ていると、
1番ホールの132Yパー3
最初の白いシャツのちょっとましなオバン30Yのチョロ
2番目の小柄な縞シャツのオバン、引っ掛けて50Y
3番目の文句をつけたオバン、左へ5Y、、、、そして防護ネットに当たる。
当てたオバンの前をどんどん歩いていく2人のおばん。
ネットに当てたおばんは、何事もなかったかのように、ボールを打ちやすい所へ動かして、またまた5Y。
次は10Y
ほかのオバンも推して知るべしで、毎ホール4~6オンであった。

何がスゴイといって、オバンは、他のオバンが良いショットをするという前提がまったくなく(ゴロしかありえない)、流石にボールとホールを結んだ線上には立っていないが、毎度打つ人より前にいる。
マグレでライナーでも飛んだらどうするのだろうか?

それと、とにかく早い。
あれほど大叩きしているのに、あれだけ早く回れるオバンを見たことない。
さっさかとボールに辿り着くと、ボールの前に立った瞬間に打つ。
方向も何もあったものではない。
当然素振りもない。
ボコッとボールを転がしては早歩き。
果たしてあれで楽しいのか?
全く不思議でならない。

最終ホールの1ホール前でようやく追いついたのだが、見ると白シャツのまあまあのオバンが可哀相にバンカーで10打以上も叩いているではないか?
とにかく、バンカーでもひたすら打つ。
ドコンッ、、ボール出ず。
ドコンッ、ボール埋まる。
ドコンッボール10㎝進む。
その間、深呼吸もなければ素振りもなく、道路工事の作業のようにひたすら打ちまくる。
いやはや、すごいものを見せて貰った。

まあ、オバンはどうでもいい。
ショートコースに来る人の3分の1は箸にも棒にもかからない人たちなのだし、誰でも最初はヘタクソだから、それはそれで仕方ない。

今日の私のテーマは、「左手主導」
特にショートアイアンでは、確かな効果があった。
それと、ショートアイアンを握るときに、指に密着させず、遊びがある状態でグリップしていることに気づいて、途中から左手の小指から3本をクラブに密着させてみると、なかなか良い感じで打てた。

また、ふと思いついたのだが、10年以上前のサラリーマン時代に上司から、なんでそんなに上体を丸めてアドレスするのか?と言われたことを突然思い出した。
体を丸め、極端なハンドダウンなのだから、当然横殴りのショットになる。
そして、フックグリップと合わさって、ボールは左へ左へと飛ぶわけだ。
昨日の横峰プロは確かに横殴りのショット。
だが、彼女は155㎝しかない。
特にシャフトを彼女に合わせて短くしているとも聞かない。
誰が考えてもフラットなスイングになるしかない。

が、私は彼女よりも20㎝身長が高いのだから、まず構えからアップライトにしないといけなかったのだ。
そう考えて(急にやっても上手くいくわけなどないが)「ハンドダウン過ぎる」構えをややアップライトに直してみると、大変具合が良い。
アイアンは番手なりに上がるし、飛距離も心なしかまた伸びたようだ。

グリーンを外しても寄せワンで上がってこられるのはいつもの事だが、今日の収穫は大きかった。
身長や体格に合わせたアドレス。
極めて常識的なことをやらずにいたのだから、恥ずかしい話しである。
が、これからアップライトな構えと、アップライトなスイングが身に付いてくれば、もう1ランク上に行ける自信がついた。

今日は気温が30度を越え、ずーっとサングラスを掛けて汗を拭き拭き回っていたが、別にサングラスを掛けてもいつもとショットは変わらない。
気持ちグリーンのラインが読みにくい程度である。
暑い季節はサングラスを掛けたままプロ気分で回るものいいかも。