飛距離の威力2006年06月28日 13:48

飛ばし屋さんと回ると、「飛距離の威力」を見せつけられる。
昨日は、同業のY社長と近所のM君と3人の組だったのだが、M君は初心者で、まあ元気に回ってくれれば良いとして、Y社長は私より1回りも年上なのに、ドライバーのよく飛ぶこと。
表示の甘さはあるものの、400Y近いホールで残り100Yの杭の所まで飛んでいたから、まあ260Y以上は飛んでいるのだろう。

加えてY社長はもともとアイアンの切れが素晴らしい。
ガンガン2オンしてきて、結局前半は40で回った。(私は48)

Y社長の悪い癖は、どちらかのハーフで力を入れること。
大体最初のハーフを本気で回って、残りのハーフはワザを試したり技術を楽しんだりするエンジョイゴルファーである。
結局後半は、Y社長48、私43で、トータルY社長に1打負けとなった。

それにしても、飛距離を、、、特に年長者から飛距離を見せつけられると、「飛ばそう」となる気持ちは良く分かる。
こっちが2打目をウッドで打っているのに、相手はウエッジでドーンと来るのだから、飛距離が出る有利さを本当に思い知らされる。

しかし、自分と人は違う。
生活環境から所得から、何から何まで人それぞれ違うのだ。
そこのところを勘違いして、人が飛ばすから自分も飛ばすとなると失敗する。
飛距離を伸ばす、遠くへ飛ばすのは、別に今すぐしなければならないことではない。
優先すべきはショートゲームなのだ。

現にY社長は後のハーフでOBを打った後、グリーン傍まで来ていながら、ざっくりを2回やって、「8」を叩いたりしている。
お先にのパットを外して4パットもやらかす。

今回は、たまたまY社長にOBがほとんど出なかっただけで、過去のラウンドでは、何度もOBで痛い目に遭っているのを見てきている。
それも、飛距離が出るからこそと言えるだろう。

飛距離の威力は確かにある。
飛距離が出るのは魅力的だ。
ただし、方向性が備わっていれば、、、、、ということだ。